第41回三篠公民館まつり

私たちの活動本拠地、三篠公民館の年に一度の祭典。
新型コロナも季節性インフルエンザと同等の5類相当になり、飲食ブースも復活して開催されました。

今年は、今年度の自薦句を色紙にしたためて展示しました。
また、その句の背景や一言メッセージを添えるという試みを初めて行いました。
普段、俳句を鑑賞し慣れていない人には、色紙の文字だけではなかなか奥まで伝わりにくいもの。
なかなか良い取り組みだったのではないかと思います。

にぎわっています
展示の様子

展示した句

糸柳くぐりて京の踊り見に     孝女
青い空気力充満柿を捥ぐ      五郎
水母見てゐて水母より見られゐる  瑞憲
冬夕焼薔薇の折紙窓に置き     はるか
蒸しパンの気泡の丸み梅雨晴間   奈央子
白粉の忠治の祝儀宵の春      裕之
まほらまや笙の音響く朧の夜    晶子
菊日和平和日和の大通り      瑠美子
終電の灯を眺めたる網戸かな    新治
チーターののびやかに伏す木下闇  明恵
涼しさや重ねて青き江戸切子    千惠子
手をつなぎ歩きし道の赤のまま   千都子
一葉とて存分の舞師走風      あつ子
解き放て清和の天に鳩よ飛べ    苦楽
立夏かな自由自在に漕ぐサップ   英子

2023/11/12