第42回三篠公民館まつり

私たちの活動本拠地、三篠公民館の年に一度の祭典。
登録団体が日頃の成果を発表する2日間です。

今年は、これまでに吟行で生まれた句を展示しました。

広島ランブル俳句会はほぼ毎月吟行をしているのが特徴のひとつ。
結構がんばっている会ではないかな?と自負しています。

季語と直接出会える吟行、楽しいですよ。ぜひ。

展示の様子

展示した句

生みくれて吾ここにあり花の下     孝女
逃げもせずあはや衝突冬の鹿      五郎
金型の焦げにも甘き香り夏至      瑞憲
海風を纏ふボンゴレ夏の昼       奈央子
雷雲や子の甕多き甕棺墓        裕之
紅葉且つ散るや湖水に日の名残     晶子
金婚に地獄巡りや冬の蝶        瑠美子
そよ風を知つてゐるかも熱帯魚     新治
デージーや噂話は濃く淡く       明恵
花卯木雨ふくみゐてたわみけり     千惠子
暖かや電車の揺れに友の声       千都子
スタジアムの空二分して白鷺来     あつ子
日のゆるみ水のゆるみも京の春     苦楽
様々な花に魅せられ初夏の園      英子
海月のやうに生きたし丸くやはらかに  みなみ
コベルコや恐竜どちの日向ぼこ     ⑦パパ
白靴や旅と呼ぶには近き場所      啓子
目白追ひカメラ整列梅見かな      康明

2024/11/10