子ども俳句教室
三篠公民館から「子ども向けの講座をお願いできませんか」とお声掛けいただき、初めて開催しました。
俳句の添削案を考えることはあっても、一から誰かに教えるということは、ほとんどやったことがなくて手探り状態でした。
色々考えて、メンバーから教えてもらった「たのしいな俳句」を取り入れてみることにしました。
俳句には、普通、「楽しい」とか「嬉しい」といった直接的な感情表現を入れません。そこは季語に語らせるのです。
ですが、初心の方にそれを伝えるのはとても難しいもの。
そこで、敢えて「~~~~~楽しいな」と、下五に「たのしいな」を付けたフレーズを作って、後から、「楽しいな」を季語に置き換える、という作り方が提唱されています。これが「楽しいな俳句」。
私たちも普段やらない作り方だったので刺激になりました。
参加者は小学生とその親、二人だけでしたが熱心に取り組んでくれて楽しい時間になりました。
いつか公民館で俳句を作ったな、そういえば句会っていうのもあるんだったな、と思い出してくれると嬉しく思います。
今日のような会に限らず、定例句会、吟行句会、いずれも見学・体験可能です。
お気軽に覗きに来てください。

2時間でちゃんと句ができました!

ロビーに展示していただきました
当日の句
「今日からは一人で寝たい」初夏の風 絵莉香
せんせいとあいさつするのつゆあける はるし
万歩計一万歩超え夏祭 美佐恵
友達とクッキー作り風薫る 香代子
中国にパンダ帰つて大旱 ⑦パパ
はるの付く名前のをさな夏旺ん 裕之
テレビからaikoの花火ソーダ水 明恵
コーヒーの氷が鳴るよ南風 新治
※当日句のみ掲載しました
2025/6/29
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