令和3年7月吟行
~夏の海を愉しむ、宇品公園~
広島でもコロナ感染の予兆の中、3ヶ月ぶりの実地吟行での開催となった。
5月、6月のネット吟行では石見銀山、津和野と山を訪ねての吟行となったので7月は海を訪ねて!との吟行開催となった。
宇品公園には暑さの為か人出も少なく木下闇を巡りながらの句作りとなった。


夏日のプリンスホテルの庭


浜で遊ぶカップル


柱状節理の崖(古いもので横に向かっても割れ目が)
晩夏光出船入船元宇品 瑠美子
潮寂びの浜の砂紋や夏の果 苦楽
岩礁は波の社交場夏の昼 新治
岩礁に打つ潮の香や夏の瀬戸 蓮女
荒磯行く素足くすぐる波の音 千恵子
髪なづる風の手のひら海涼し あつ子
夏の海遠きは船の汽笛あり 奈央子
海神や自動車船の日の盛り 晶子
瀬戸内の島の見ゆホテル夏惜しむ 豊月
法師蟬季節先取り鳴きにけり はるか
ホテルより見下ろす多島美水脈涼し 孝子
2021/7/31
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