令和4年9月吟行
~NHK広島放送局・頼山陽史跡・白神社・平和大通り~
辞書で「吟行」を引くと、次のように書かれてあります。 ぎん‐こう〔‐カウ〕【吟行】
[名](スル)
1 詩歌を吟詠しながら歩くこと。
2 和歌や俳句の題材を求めて、名所・旧跡などに出かけること。「仲間と春山を―する」 (デジタル大辞泉(小学館))
これを読むと、いわゆる寺社仏閣や眺めの良いところに行くことを指すようにも読めますが、そればかりとは限りません。
今回は、広島市の中心部、大手町~袋町周辺を歩きました。見慣れた街並みでも、アタマを俳句モードに切り替えて見つめ直してみると、いろいろな発見があるものです。
ランチ及び句会は、平和大通りに面した「巴里食堂」さんにて。
美味しくおもてなしよく、また手頃で、場所も良くて、気持ちよく過ごすことができました。ぜひまた利用させてもらいたいところ。
俳句が生まれる瞬間に立ち会うことができるのが「吟行」です。初心者の方には特に、吟行への参加をお勧めしたいと思っています。
日常を離れてちょっとだけ遠出して詩作に耽る「大人の遠足」に、参加してみませんか。





オフィスビルの隙間に季節を感じとります
ビル街の影は直線破芭蕉 新治
伝来の絵図のつぎはぎ秋気満つ 奈央子
破芭蕉座敷牢にも窓ひとつ 明恵
秋麗二礼二拍手白神社 瑠美子
被爆樹や柿のひとつを空に置き 苦楽
8Kのシアター閉ざし秋薄日 千惠子
頼山陽の文化を偲ぶ竹の春 はるか
2022/9/24
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