ごあいさつ

About Us

広島ランブル俳句会は、自然・四季を愛でる事により詩情を深め、俳句を通じての仲間作りを目的とする会です。

俳人 上田日差子が主宰する俳句結社「ランブル」の掲げる、「いま・ここ・われ」「ポエジー(詩情)のある句」を目指しています。
初心者からベテランまで、みんな賑やかに楽しく俳句を続けています。

句会の見学も随時、受け付けています。ぜひご一緒しましょう。

なお、私たちは、有季定型文語・歴史的仮名遣いを基本に俳句に親しんでいます。

「有季定型」とは、季語を入れて、五七五の調べに整える、という俳句の基本ルールのことです。
(対義語は「無季」「自由律」)

「文語・歴史的仮名遣い」は、現代の私たちには使い慣れないものですが、長い日本の歴史の中で磨かれてきた言葉ですので、響きが美しく、「詩」になりやすいとされています。
(対義語は「口語」「現代仮名遣い」)


これらは〝ちょっと窮屈なルール〟かもしれませんが、それ自体も楽しみながら、少しずつ身につけていければと考えております。


(ただし、句の内容によっては、口語、現代仮名遣いが活きる場合もあります。)

名称広島ランブル俳句会
役員代 表 篠原新治

その他、各種担当は持ち回り
人数21名(令和7年2月時点)
活動場所広島市三篠公民館ほか
定例句会原則、毎月第1日曜13:00~16:00
吟行句会原則、毎月第3土曜(昼食をはさんで10時頃~15時頃。吟行場所により異なります)
※宿泊吟行を計画することもあります

※1月、8月、12月は休会
その他の活動・俳句結社「ランブル」全国大会(例年10月頃)
・納涼会(8月)
・三篠公民館まつり(11月)
・忘年会(12月)
会費・会費
  月額1,000円(年間を通じて投句のみの場合は月額500円)
  ※前期・後期の2回に分けて徴収

・俳句結社「ランブル」誌代
  月額1,500円
  ※各自で振込用紙にて支払
  ※希望者には見本誌を差し上げます

・その他費用は各自で負担
  吟行先への交通費、食事代等
備考広島市高齢者いきいき活動ポイント事業に登録されています。

俳句結社「ランブル」について

L'Ambre

俳句結社「ランブル」は、俳人 上田日差子(うえだ ひざし)によって、平成10年3月に創刊されました。
現在は、本部のある東京を中心に、静岡、九州、新潟、広島、京都、愛媛、長野など、各地に集まりがあります。

上田日差子の父は、俳句結社「(あぜ)」を主宰していた上田五千石(うえだ ごせんごく)ですが、平成9年9月に急逝。しかし、五千石の唱えた「俳句とは『いま』『ここ』『われ』の詩」「『眼前直覚』~時空の一期一会の交わりの一点において一句が成る」といった詩精神は、「ランブル」にも受け継がれています。

ちなみにランブルとは、「琥珀」という意味のフランス語です。琥珀は宝飾品にも加工される黄金色の美しい鉱石で、古代の樹脂が地中で化石になってできるものです。梅酒やウイスキーなど、お酒の色をこの石に例えることもあります。また、清らかで無欲な人を例えるときにも琥珀のような、という表現をすることがあるそうです。
上田五千石は、酒を愛し、清らかで無欲な人であったとのこと。「ランブル」は、この心を継いでいるのかもしれません。

結社誌「ランブル」